北摂に住んでいて、一番お手軽に行けるスキー場が六甲山スノーパークです。
今回は、筆者の子どものスキーデビュー体験を元に、六甲山スノーパークをご紹介します。
六甲山スノーパーク
子どもとの冬遊びでも、雪遊びはぜひ体験したいですよね。
六甲山スノーパークに行こうと思ったきっかけは、
「雪を見せてあげたい」
「雪遊びを経験させてあげたい」
「雪遊びに慣れてきたら、ゆくゆくは子どもと一緒にスキーをしたい!」
と思った時に、一番お手軽なスキー場が六甲山スノーパークだったためです。
スキー場へ行くというと、
- スタットレスタイヤかチェーンを用意しなければいけない
- 小さい子どもがいる場合、子どもが社内で飽きるので、長い距離を移動するのはそれだけで大変
と準備が大変と思っていましたが、六甲山スノーパークの場合だと、
- 車で1時間ぐらいで行けてしまう
- 人工雪を使うので、雪道を走らなくてもスキー場へ行ける
- 規模が小さいが、子どもの雪遊び・スキーデビューにはちょうどいい
ということが分かり、お手軽に行きたい状況にピッタリでした。
北摂から好アクセス!
ここのスキー場のよいところは、まず、思い立ったらすぐに行けるということ。
大阪市内からだと車で約1時間の距離です。
北摂方面からだと、国道176号線を西に進み、宝塚市で国道16号線に乗り換えるルートになります。
16号線を逆瀬川に沿って進みますが、川から離れて400mぐらい進んだところにある「ファミリーマート逆瀬台一丁目店」が最後の休憩場になるので、ここで一度休憩を入れてもよいかもしれません。
九十九折れの道が8㎞弱続くのは少しつらいかもしれませんが、高速道路を使わずに、下道だけで現地に到着します。
山道は、ツーリングの自転車や登山者もいるので、走行には注意したいです。
雪がない時を狙う!?
「雪の状態は?」と気になるかもしれませんが、暖冬が続く昨今、六甲山へ行く道路に雪が積もっていることは少ないです。
スノーパークのホームページで積雪の状態がチェックできるので、その状態を見てチェーンなどを準備して行くことができます。
実は筆者の家では、道路に雪がない日を選んでいきます。
スタットレスタイヤを用意する程ヘビーに行きませんし、チェーンをつけるのも面倒だからです。
しかし六甲山スノーパークは人工スキー場なので、スキー場に行けば雪はあります。
ですので、公式ページで「ノーマルタイヤでお越し頂けます」と書いてあったらGO!です。
ただし、このような時は 「雪がない=日中暖かくて、雪が解けている」ことが多いため、
少しでもコンディションのよい雪で滑るためには、午前中の早いうちに行くのがおすすめです。
また、朝や夕方近くは、雪はなくても道路が凍っていることはあるので注意です。
チェーンなしで行けると思って出発し、途中つける羽目になったことはまだ一度もありません。
が、万が一のために、チェーンは車に積んでおくようにしています。
遊び方
「スノーランド」は雪遊びデビューに最適
関西はあまり雪が降らないので、雪があるだけで小さな子どもには新鮮ですよね。
スノーパークには、「スノーランド」という雪ゾリ・雪遊び専用ゲレンデがあります。
雪遊びコーナーには、50㎝ぐらいの雪ダルマができる雪ダルマ作り器も置いてあって、雪を転がさなくても雪ダルマが完成します。
雪遊びセットは売店にも売っていますが、家にあるお砂場セットを持っていくのがおすすめです。
替えのズボンは必携です!
子どもが寒さを忘れて雪の上に座ったり、雪まみれになったり絶対しますので。
雪に慣れたらソリすべり
雪遊びに飽きたら、ソリ滑りコーナーがあります。
滑るためには、斜面を登らなくてはならないので大変です。
しかし、技術なしで雪の上を滑り下りるスリルや楽しさを味わえるので、子どもは何度でもやりたがります。
ソリを持って登る親の方が大変です。
ソリはレンタルもできますが、リピーターが多いのか、自分のソリを持って来ている子が多いです。
ソリは価格も安く、子どもの成長によって買い替える必要もないので、我が家でも2回目以降は「マイソリ」を持っていってます。
雪ソリゲレンデとは別に人工芝すべりゲレンデもあって、雪と人工芝の両方の滑りを楽しめます。
雪ソリに慣れたらいよいよスキー!
雪ソリに慣れてきたら、雪の上を滑るのに抵抗がなくなり、楽しさも感じられていますよね。
いよいよスキーデビューです。
道具は全てレンタルできる
スキーウェアや道具はレンタルできます。
靴下や帽子などを用意するだけでOK、手ぶらで行けます。
主なセットは、
大人 2,550円 小人 2,050円
スキーセット(スキー板、ブーツ、ストック)
大人 2,900円 小人 2,050円
スキー&ウェアセットで
大人 4,650円 小人 3,600円
です。
単品で、板だけとかブーツだけ、グローブだけなど借りることもできます。
詳しい料金表はこちらにあるので、上記以外の価格を知りたい場合は
ご欄になってみてください。↓
筆者の場合は、子どもはウェアだけ購入して、スキーセットを毎回レンタルしています。
子どもの成長とシーズンに何回来るか見越して、レンタルしたいですね。
ゲレンデについて
ゲレンデは3つありますが、どれも比較的緩やかなコースです。
レンタルコーナーやレストランなどから一番近い第一ゲレンデが、一番広く超初心者向きです。
リフト乗り場は、一度第一ゲレンデを滑り下りてからになります。
200円の1回券からあるので、子どもの様子を見ながら買い足していけます。
1回券は割高でなので「滑るのイヤ」と言わないと分かったら、即座に時間券や1日券などを買いましょう。
ゴンドラはなく、2人掛けのリフトのみです。
最初は、順番に回ってくるリフトに乗り遅れないように、降りる時にはすぐにリフトから離れるように、サポートするのは大変かもしれません。
食事は?
その場で食事ができるレストランは「レストランアルペンローゼ」「雪だるま食堂」の2つです。
その他、持ち込みで休憩できる休憩所があります。隣に「スノイルキッチン」というテイクアウト専用のお店があるので、ここで何か購入して休憩所でたべるということもできます。
スキーのゲレンデデビューはどう乗り越える?
楽しいのが大事
最初は、ブーツを履いて板を付け、雪の上を歩くだけでも大変です。
ケガや他人の迷惑を避けるためには、付きっきりになる必要があるので、根気が要ります。
「滑るのは怖くない」
「楽しい」
と子どもが思いながらいつの間にか上達し、バランスが取れるようになるのが大事ですよね。
親の方が心が折れそうだったら、スクールにおまかせするのもよいかもしれません。
今は、「スノイルキッズスクール」という、幼児向けスキースクールができ、楽しくデビューできるようになっています。
スクール専用の小さなゲレンデで、スクール専用の短い70cmのスキー板で、マットや雪の上を少しずつ滑り、ゲーム的な要素も取り入れながら楽しくスキーの基礎を身に着けられるコースのようです。
- 雪の上を板をつけて歩くこと
- ちょっとぐらいの傾斜が平気になること
までできるようになったら、ゲレンデに連れて行くのがかなりラクになるのではないでしょうか。
スキーデビューとその後【我が家の場合】
我が家がスキーデビューする時には、「スノイルスキースクール」はありませんでした。
なので、「スキーを嫌と言わない」「スキーは楽しい」と娘が思ってくれることを目標に、慎重に慎重に進めました。
もちろん、怪我をしないこと、周囲に迷惑をかけないことが大前提。
まずは、雪の上を歩くことに慣れることから始め、斜面を滑る時は、ずーっと、娘が後ろからしがみついている、又は、親が後ろから抱き抱える状態で滑ることを繰り返し、徐々に離れて滑るようにしました。
初回は、ほぼこれで終了。初回の目標は達成です。
ただ次回以降、子どもが少し慣れたからと調子にのって、「それだめ!ハの字!ハの字!」と親がスパルタモードの気配を見せるや子どもがヘソを曲げて、その日のスキーを断念したことがあります。
その次の回は、とにかく「楽しく」滑れるよう必死でした。
幼児期は、ソリや雪遊びもやりたがるので、スキーでゲレンデを滑るのは毎回10~15回程度でした。
最初は1人で滑るのを怖がっていた我が子も小学生になると、ボーゲンで右に左に自在に向きを変えながら、1人で勝手に滑って行けるようになりました。
こうなると親子で存分にスキーを楽しめますよね。
そのうち、本格的なスキー場にいきたいと思っています。
六甲山スノーパークは、気軽に雪に慣れることができるので、ぜひ利用してみてくださいね。