高槻しいたけセンターは、高槻市にある「しいたけ狩り」スポットです。筆者もこちらの「原木しいたけ」の美味しさに、何回かリピートしています。
今回は高槻しいたけセンターの体験を書いていきます。
高槻しいたけセンターで採れる「原木しいたけ」とは?
高槻しいたけセンターでは、原木しいたけを収穫できます。
「原木しいたけ」とは、昔ながらのしいたけ栽培法で栽培されたしいたけで、ヌギやナラなどの天然の木に穴を開け、きのこ菌を植菌し栽培されています。
原木しいたけは肉厚でしいたけの風味が強くおいしいですが、収穫までに1~2年かかり、収穫時期が春・秋と限られるため、価格も比較的高めです。
いつものスーパーでよく並んでいるのは、「菌床しいたけ」ですね。原木ではない人工的な菌床できのこ菌を栽培します。
温度・湿度などが適切に管理できる空調施設で栽培されるため、「原木しいたけ」にくらべて収穫時期も早く、安価で購入することができます。
高槻しいたけセンターでのしいたけ狩り
しいたけセンターへの行き方や、しいたけの採り方などをご紹介しますね。
場所・駐車場
「高槻しいたけセンター」は、「高槻森林観光センター」の中にあります。
「高槻森林観光センター」は、高速道路の場合だと「茨木IC」または「高槻IC」でおりた後、芥川沿いに走る国道6号線(枚方亀岡線)を15kmぐらい、ひたすら亀岡方面に北上したところにあります。
北上していた場合は、右手に看板と入り口が見えます。
芥川を渡り「高槻森林観光センター」に入ると、細長い観光センター内に駐車スペースがいくつかあります。
センター内の駐車場が満車になると、観光センター付近にある舗装されていない駐車場に停めることになります。
しいたけセンターは、森林観光センターに入った奥の方にありますが、バーベキューハウスが見えればすぐ近くです。
しいたけ狩りのやり方
しいたけセンター内では、収穫できるタイミングの「原木しいたけ」がついた原木が、採りやすいように屋内施設に並べられています。
入り口でしいたけを入れるカゴを取り、収穫スペースに入ります。
たくさんのしいたけが並んでいて、どれをとってもOKです。
採り方は簡単。選んだしいたけを石づきごと根本からプチっと抜くだけです。
小さい子でも簡単にできます。
「しいたけってこんな風に生えているんだ~」という勉強にもなります。
大きく成長したものからまだ小さいものまでありますが、大きいしいたけは、肉厚で食べごたえがあるのでオススメです。
休日の昼近くになると、収穫できないことはないのですが、大きめで形のよいしいたけはどんどん収穫されていってしまうので、午前中の早いうちから収穫する方がよいです。
収穫したしいたけは、入り口のレジで重さを測ってもらい、重量分の代金を支払います。
購入したしいたけはビニール袋に入れてもらえます。
持ち帰りはもちろんOKですが、ここで収穫したしいたけは、バーベキューハウスに持ち込んで焼いて食べることができます。
採れたてしいたけのバーベキューは最高
しいたけセンターの近くのバーベキューハウスでは、持ち込んだしいたけと一緒に肉や野菜でバーベキューができます。
休日の昼時は、30分~1時間半待ちぐらいになるので、予め予約を入れておいた方がよいです。
しいたけの持ち込みはOKですが、肉・野菜はバーベキューハウスのメニューより選んで注文します。
原木しいたけの風味と食感は最高
採れたての原木しいたけを焼くと、火を通しているうちに、水滴がついてきます。
みずみずしさ満点です。
焼き上がったしいたけは、肉厚でしいたけの香りがすごいです。噛むとジューシーでしいたけの風味が口いっぱいに広がります。
原木しいたけのこの美味しさを知ってしまうと、スーパーの菌床しいたけが買えなくなってしまう程です。
バーベキューでは、焼き肉のタレもついてきますが、しいたけは「塩」で食べるのが一番です。
割安で「原木しいたけ」が入手できる
普段、スーパーで販売されているのは「菌床しいたけ」です。
たまに「原木しいたけ」が並んでいますが、並んでいないことが多いです。
利用している野菜の定期宅配の中に「原木しいたけ」が入っていることもあります。
スーパー・野菜の宅配、どちらにしても原木しいたけは高めなので、なかなか手が出ないです。
ですが、筆者の家では、高槻しいたけセンターに来た時には、原木しいたけを買いだめして冷凍庫で保管しておきます。
家で焼き肉をしたり、普段の食事でもう一品ほしい時に、しいたけを解凍して焼きます。
総合バーベキュー施設として様変わり
以前はバーベキューができる施設はバーベキューハウスのみでしたが、現在は持ち込みの食材でバーベキューも可能なバーベキューテラスがあります。
令和3年には、規模の大きいバーベキューガーデンができるようです。
また、以前はちょっとしたアスレチックや、日帰り入浴可能な樫田温泉での入浴もできたのですが、老朽化や2018年の大型台風の影響で、現在は利用できなくなっています。
アスレチックでの滑り台は、森林の中を長い滑っていくようなスリリングさがあって、子どもは大喜びでした。
しいたけをとってバーベキューして遊んだ後の温泉も楽しみだったので、利用できなくなり残念です。
カフェや農産物の購入は現在でもできます。
採りたて原木しいたけを味わうだけでもファンになると思うので、ファミリーでぜひ収穫体験してみてくださいね。